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おじいちゃんはデブゴン

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(原題:我的特工爺爺 The Bodyguard 2015年/中国・香港合作 99分)
監督・アクション監督/サモ・ハン 製作/アンディ・ラウ、ビル・コン、チャイ・プイワー、アイビー・ホー、ラウ・イートン 脚本/チアン・チュン 撮影/アンディ・ラム 美術/ピーター・ウォン 編集/クワン・チーリョン 音楽/アラン・ウォン、ジャネット・ユン
出演/サモ・ハン、ジャクリーン・チェン、アンディ・ラウ、フォン・ジャーイー、リー・チンチン、チャウ・ユーチェン、ジェームズ・リーガイ、ユン・ピョウ

概要とあらすじ
香港映画界の重鎮サモ・ハン(サモ・ハン・キンポー)が20年ぶりにメガホンを取り、主演も務めたアクション映画。故郷の村でひとり暮らす66歳の退役軍人ディン。初期の認知症と診断されたディンが唯一心を許していたのが隣に住む少女チュンファだった。ギャンブルで中国マフィアから借金を重ねていたチュンファの父レイは、マフィアのボスであるチョイから借金返済を待つ代わりに、ロシアのマフィアから宝石を奪うという危険な任務を与えられるが、奪った宝石を持ち逃げ。激怒したチョイは娘のチュンファ誘拐を画策するが、その計画をディンが老人とは思えぬカンフーで阻止する。記憶は薄らいでも拳法の腕前は落ちていなかったディンは、マフィアたちを掃討するため立ち上がる。ディン役のサモ・ハンはアクション監督も務め、レイ役で出演したアンディ・ラウは製作、主題歌も担当。サモ・ハンの監督復帰を祝し、ユン・ピョウ、ツイ・ハークら香港映画界のレジェンドが多数ゲスト出演している。(映画.comより



ユン・ピョウ出てた。

ジャッキー・チェンとならぶ香港の大スターといっても
過言ではなかろうてのサモ・ハン・キンポー
今では御年66歳(2018年現在)。
いつの間にか名前がサモ・ハンと短くなったようですが、
一向に痩せるようすはなく、
むしろさらに太って戻ってきた!
というわけで、楽しみにしながら観てみましたのさ
『おじいちゃんはデブゴン』を。

ニュース映像をふんだんに使いつつ、
なにやら仰々しいオープニング。
そして、ものすごく説明的な導入部。
このいかがわしさにかつての香港映画のニオイを感じて
なんだかほっこりいたします。

退役軍人のディン(サモ・ハン)
完全に球体と化した体を揺らしながら
ひっそりと暮らしていましたが、
どうも最近物忘れがひどく、
痴呆症の初期症状がみられるとのこと。
家の鍵をクビからぶら下げているのを忘れるし、
人の名前を間違うしで往生しているので、
ボイス・レコーダーを買うことにしたのでした。
このボイス・レコーダーは終盤でも登場し、
なんらかの伏線回収か、
事件の謎を握るキーアイテムになるのかと思いきや、
ほとんど役に立ちません。

ていうか、おそらく本作は
かつて凄腕の軍人としてならしたディンが
いまや年老いて痴呆症となったものの、
ここぞというときには体が自然と動いて
悪い奴らをばったばったとなぎ倒す痛快さを
面白味にしようとしているはずですが、
ディンの痴呆症はあくまで物忘れ程度にすぎず、
効果的に活かされることはありません。

どうせなら、一度会ったことのある敵を
ど忘れして家に招き入れたり、
間違えて味方に襲いかかったりしてほしいところ。

かつてディンは、
ちょっと目を離した隙に可愛い孫娘を行方不明にしてしまい、
孫娘の母親である娘とも疎遠になっています。
孫娘の消息が解決したりしないのは
とりあえず無視することにして、
ぽっかりと穴が空いたディンの心を埋めるかのように
近所に住むチンピラ、レイ(アンディ・ラウ)の娘、
チュンファ(ジャクリーン・チェン)が非常になついていて
なにかというとディンの家にやってくるし、
ディンが住む家の大家のおばちゃん(リー・チンチン)は
どうやらディンにホの字のようで、
そりゃあもうサモ・ハン、モテモテなのです。
ほとんどサモ・ハンを接待(介護?)しているかのよう。
いかにディンが孤独かということを
これ以上ないくらい甘ったるい演出でくり返すのですが、
丸々肥ったサモ・ハンからはわびしさはまったく感じられません。
とにかく、話運びが非常にかったるく、
お世辞にも上手いとはいえません。

レイがロシアン・マフィアの宝石をくすねたことで
ようやく事件が勃発。
(宝石というのも古くさい気がするが)
ついにお待ちかねのアクション・シーンです。
いったいサモ・ハンはどんなアクションをみせてくれるのか……
と、期待していると、
細かいカット割りにほぼバストショットの繰り返し。
さらには動きを素早く見せるCG加工付き
です。
サモ・ハンは難解な関節技で次々に敵をなぎ倒すのですが、
腕を動かしはするもののほぼ棒立ちで、
まるで肥った木人のよう。
やっぱ、サモ・ハンほどの達人になると
動く必要もないんでしょうかねー。

アクションが興ざめなわりに、
アキレス腱をナイフで切ったり、
ハンマーで頭をカチ割ったり
する
唐突にエグいシーンがあったりもして
ま、楽しめないこともないような気がしないでもないが、
サモ・ハンのファンなら、ドンミシッ。
(そういえば、ユン・ピョウ出てた。老けたな。)





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