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チャイルド・プレイ チャッキーの花嫁

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(原題:BRIDE OF CHUCKY 1998年/アメリカ 89分)
監督/ロニー・ユー 製作総指揮/ドン・マンシーニ 製作/グレース・ギルロイ、デビッド・カーシュナー 撮影/ピーター・パウ 音楽/グレーム・レベル 美術/アリシア・キーマン
出演/ゴードン・ウールベット
、マイケル・ジョンソン
、ローレンス・デーン
、ジェームズ・ギャランダース
、ジェニファー・ティリー
、ブラッド・ドゥーリフ、キャサリン・ハイグル
、ニック・スタビル
、ジョン・リッター
、アレクシス・アークエット


概要とあらすじ
殺人鬼の魂が乗り移った人形・チャッキーの凶行を描く、人気ホラー・シリーズの第4作。前作でバラバラになった悪魔の人形・チャッキーは、人間時代の恋人・ティファニーの手により復元される。蘇ったチャッキーは彼女を殺し、その魂を花嫁人形に封じ込める。2人は人間として再生するため、あるカップルを新しい肉体に定めて行動を開始する……。残虐シーンに加えて人形同士のセックス・シーンなど、ブラック・ユーモアの濃厚さはシリーズ随一。(映画.comより



涙が流れるなら……

『チャイルド・プレイ』シリーズ4作目、『チャイルド・プレイ チャッキーの花嫁』です。アンディとの因縁を描いた「」までの物語から大胆に路線変更。なんと、チャッキーの元カノが加わるという荒唐無稽にもほどがある改変。しかし、これがめっぽう面白い。

若い警官を脅したんだか騙したんだかよくわからないが、とにかく元カレチャッキーの亡骸(遺留品)を手に入れたティファニー(ジェニファー・ティリー)は、ブードゥーの指南書を参照しながら呪文を唱えてチャッキーを蘇らせてしまいます。さっそくひとりの男を殺したチャッキーは、逆にティファニーの魂を花嫁人形に閉じ込めてしまうのでした。

かたや、ティファニーと同じくトレーラーハウス暮らしのジェシー(ニック・スタビル
)は恋人ジェイド(キャサリン・ハイグル)とラブラブでしたが、警察署長であるジェイドの叔父がふたりに厳しく、思うような恋愛ができませんでした。

チャッキー(=チャールズ・リー・レイ)とティファニーが人間の姿に戻るためには、チャールズ・リー・レイの遺体と共に埋められた呪いのペンダントが必要というわけで、金で釣ったジェシーに自分たち(もちろん人形)をチャールズ・リー・レイの墓地まで運ばせることに。ジェシーのほうは、その金を元手にジェイドとの駆け落ちを計画するのでした。で、当然チャッキーとティファニーが大人しくしているわけもなく……。

チャッキーにゾッコンなだけあって殺しも平気なクソビッチのティファニーなんですが、面白いのはそのくせ幸せな結婚を夢見るロマンチストなところ。じつは駆け落ちするジェシーとジェイドのふたりを羨んで見守っているふしがあります。チャッキーの邪悪さはいつも通りなんですけど、献身的(?)なティファニーにほだされて仲むつまじく「結ばれる」シーンも。「涙が流れるなら……アソコも?」という台詞は予想外に感動的です。

大胆な改変を施しながら、「人形が人を殺す=そんなわけあるかい!」を基にした誰も信じてくれない状況+疑心暗鬼になるという原点回帰的な要素が根源にあって楽しませてくれます。都合が悪いときは急に人形に「なりすまして」モノ化するズルさも健在です。ぼくはこのシリーズで、しらばっくれたチャッキーがただの人形の振りをするシーンに「魂とは何か」みたいなことを感じて、とても好きなのです。

ジェシーとジェイドが仲違いするのと同様に、チャッキーとティファニーも「食事を作るのは女。食器を洗うのは男」という役割分担で痴話げんかをはじめます。夫婦あるあるといえばそれまでですが、意外にもジェンダー観が現代的(?)

まあいろいろあって、自分の墓に閉じ込められるチャッキー。現場に駆けつけた刑事は暴れるチャッキーをみてジェシーとジェイドのふたりが犯人ではないことを理解しますが、オーブンで黒焦げになって死んだかと思われたティファニーに近づくと、なんとティファニーの股間から血が流れ、彼女は赤ちゃんを産み落とすのでした!!

えっ!? それはもう人形じゃなくて小さい人間では!? チャッキーは自分のことを「ピノキオ」だって言ってたのに生殖能力があったの?? ……などなど、疑問が湧くのは無理もありませんが、そんな些末なことにケチを付けたらそもそも成り立たない作品なので、これでいいんです。







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