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ゾンビランド:ダブルタップ

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(原題:Zombieland: Double Tap 2019年/アメリカ 99分)
監督/ルーベン・フライシャー 製作/ギャビン・ポローン 脚本/レット・リース、ポール・ワーニック、デイブ・キャラハム 撮影/チョン・ジョンフン 美術/マーティン・ホイスト 衣装/クリスティーン・ワダ 編集/ダーク・ウェスターベルト 音楽/デビッド・サーディ
出演/ウッディ・ハレルソン
、ジェシー・アイゼンバーグ
、エマ・ストーン
、アビゲイル・ブレスリン
、ゾーイ・ドゥイッチ
、アバン・ジョーギア
、ロザリオ・ドーソン
、ルーク・ウィルソン、トーマス・ミドルディッチ


概要とあらすじ
ゾンビが蔓延した世界を舞台に、自ら編み出した「生き残るための32のルール」を実践する引きこもりの青年を描いた人気ゾンビコメディ「ゾンビランド」の10年ぶりとなる続編。爆発的なウィルス感染によって地球上の人類がゾンビと化したなか、コロンバス、タラハシー、ウィチタ、リトルロックの4人は、コロンバスが作り上げたルールに従い、10年にわたってゾンビ社会を生き抜いていた。そして2019年、地球上のゾンビたちが、パワーもスピードもレベルアップした新種へと進化。そのほかの生存者を仲間に加えたコロンバスたちは、ルールさえ守れば何でもありな状態で、ゾンビたちをなぎ倒していくが……。コロンバス役のジェシー・アイゼンバーグを筆頭に、ウッディ・ハレルソン、エマ・ストーン、アビゲイル・ブレスリンという、前作以降にそれぞれ大きくブレイクを果たしたメインキャスト4人が再結集。監督も大ヒット作「ヴェノム」を手がけたルーベン・フライシャーが、再びメガホンをとった。(映画.comより



ゲロがいっぱい超楽しい

傑作『ゾンビランド(09)』から10年の時を経て製作された続編『ゾンビランド ダブルタップ』。このところ映画製作の企画が煮詰まっているせいか、過去の人気作の続編とかリメイクとかリブートが大量に作られていますが、ガッカリすることが多いのも事実。ましてや前作が大傑作ともなれば、こちとら余計に眉に唾するというもの。

しかし、律儀すぎるほど律儀に前作の10年後を描いた本作は、出がらしのお茶で小銭を稼ごうというこざかしさとか、ましてや、これでまた大儲けしてやろうという気負いはなく(本当はあるのかもしれないが)あんとき楽しかったからまたやろうよ的な軽快さを感じられます。10年の間に、キャストはそれぞれアカデミー賞に名を連ねる名優へと成長。監督や脚本家もやはり着実に実績を積み重ねています。それ故にどこか余裕を感じる、ありえないほど豪華なB級映画となっております。

まあ、ウッディ・ハレルソンは10年前でもすでに確固たる地位を築いていたと思いますが、それはともかく、おそらくボクが初めてエマ・ストーンを観たのが前作『ゾンビランド』。もともと大きな目にさらに濃いアイメイクを施し、貧乳が際立つ白いVネックシャツに皮のジャケット、大きめのバックルに、スリムなブラック・ジーンズ……かっこいいやら可愛いやら、もう最高でした。いまや大女優となった彼女は、さすがに初々しさはなくなりましたが、魅力的であることに変わりはありません。逆にジェシー・アイゼンバーグの変わらなさに若干ぞっとします。

10年の隔たりを最も率直に表現しているのが、リトルロックことアビゲイル・ブレスリン
。なんせ子供でしたから、文字通りに成長しているのです。彼女の存在が虚構と現実の境界を曖昧にし、あのコがこんなに大きくなったのか〜と、まるで自分も彼らの仲間(親戚)になったような気分にさせてくれます。

リトルロックを通じて、10年という時間の経過をリアルに感じられる反面、コロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ
)ウィチタ(エマ・ストーン)は、つきあい始めてから10年も経ってるのかよという驚きも。しかも未だにアツアツ、でありながら今更プロポーズ。
ま、いいんですけど。

とにかく、朽ち果てたホワイトハウス(=カサブランカ)で暮らしていた4人は、いまや家族同然。愛情余って父権を振る舞い始めたタラハシー(ウッディ・ハレルソン
)に嫌気がさした思春期真っ只中のリトルロック(アビゲイル・ブレスリン
)が旅立ちを決意するのもむべなるかな。姉ウィチタもコロンバスの求婚に怖じ気づいて出て行ってしまいます。

そこに登場したのが、新キャラのマディソン(ゾーイ・ドゥイッチ
)。この全身ピンク色のバカが最高なのです。彼女の言動やひとつひとつの仕草には、頭の悪さが溢れ出ているのですが、バカ故の明朗快活さやポジティブさはどうしても憎めません。盛大にゲロを吐き、ついにゾンビ化したかと思いきやただのアレルギーで、忘れた頃にあっけらかんと再登場するのも清々しい。また、コロンバスとタラハシーに瓜二つのアルバカーキ(ルーク・ウィルソン
)フラッグスタッフ(トーマス・ミドルディッチ
)のコンビが早々に退場するのも心地いいし、ちょっぴり寂しいタラハシーにネバダ(ロザリオ・ドーソン)という恋人ができるのも、なんだかほっこり。

バークレー(アバン・ジョーギア)に一目惚れして行方をくらましたリトルロックは、廃墟となったタワーマンションを占拠した非暴力ヒッピーたちの聖地「バビロン」へ。リトルロックを探すタラハシーたちもそこへやってくるのですが、いつのまにやらパワーアップしたゾンビたちが大挙して襲ってくるのでした。新種ゾンビの名は「T-800」! ボクが観たシネコンの隣のスクリーンではちょうど『ターミネーター:ニュー・フェイト』を上映していたので、それもまた可笑し。

小ネタギャグが頻発しますが、まあ受け流しても構わないかと。前作を観ていなくても十分楽しめますが、観ていないとなんのことかわからないのは、「406号室の女」「ビルる」くらいでしょうか。タラハシーが車体に「3」という数字を書く理由は、前作から言及がなかったのですが、どうやらストックカーレース(市販車を改造した車両で競うレース)NASCARの人気ドライバー、デイル・アーンハート・シニアへのオマージュなんだとか。

というわけで、ゲロがいっぱいの期待を裏切らない超楽しい作品でした。いくらでも続けられそうなエンディングでしたが、さすがに10年後はみなさん変わり果ててるんじゃなかろうか。それはそれで面白いかも。

ところで、ゾンビ殺しのランキングは一体誰が集計しているんでしょうかねぇ。







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