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海底47m

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(原題:47 Meters Down 2016年/イギリス 90分)
監督/ヨハネス・ロバーツ 製作/ジェームズ・ハリス、マーク・レーン 脚本/ヨハネス・ロバーツ、アーネスト・リエラ 撮影/マーク・シルク 美術/デビッド・ブライアン 編集/マーティン・ブリンクラー 音楽/トムアンドアンディ
出演/マンディ・ムーア、クレア・ホルトクレア・ホルト、サンティアゴ・セグーラサンティアゴ・セグーラ、ヤニ・ゲルマンヤニ・ゲルマン、マシュー・モディーンマシュー・モディーン

概要とあらすじ
水深47メートルの海に沈んだ檻の中で、人喰いザメの恐怖と対峙する姉妹の姿を描いたシチュエーションパニックスリラー。メキシコで休暇を過ごしていたリサとケイトの姉妹は、現地で知り合った男から、海に沈めた檻の中からサメを鑑賞する「シャークケイジダイビング」に誘われる。水深5メートルの檻の中からサメを間近に見て興奮する2人だったが、ワイヤーが切れて檻が一気に水深47メートルまで沈んでしまう。無線も届かず、ボンベに残された空気もわずかという極限状態の中、サメの餌食になる危険におびえながら、2人は生還を目指すが……。「塔の上のラプンツェル」で声優を務めたマンディ・ムーアと、テレビシリーズ「ヴァンパイア・ダイアリーズ」などで知られるクレア・ホルトが主人公姉妹を演じた。監督は「ストレージ24」のヨハネス・ロバーツ。(映画.comより



そんなに悪くないっす

新種の「サメ映画」だと思っていた『海底47m』。まあ、サメに襲われる恐怖を描いているので「サメ映画」には違いないのだけれど、サメとの対決が主ではなく、あくまでサメは海中での恐怖のひとつに過ぎない、海底を舞台にした密室劇でした。

リサ(マンディ・ムーア)と妹ケイト(クレア・ホルト)の姉妹はメキシコでバカンスを過ごしておりました。じつのところ、このバカンスは姉リサが恋人から「退屈」だといわれて別れを告げられたことにによる傷心旅行。彼氏に未練たらたらなリサはバカンスを満喫する姿をみせつけて、彼氏の気を惹こうとしていたのでした。控えめで慎重なリサに比べて、好奇心旺盛で奔放な性格のケイトは、リサの気持ちを知り、どうせバカンスに来てるんだからはっちゃけて元気出そーよ♡というわけで、リサを夜遊びに誘い、手頃な地元イケメンふたりをゲット。彼らの誘いに従って、檻の中からサメを鑑賞する「シャークケイジダイビング」に挑戦するのでした。

いろんな人にフラグ立ちまくりな序盤ですが、さくっとテンポよく話が進んで気持ちがいいです。まあ、海の中でエラい目に遭うのはわかりきっているわけですから、多少ありがちな導入だったとしても問題ありません。船長(マシュー・モディーン)や船員のいまいち信用できない感じも、錆びていかにもぼろそうなゲージなどのわかりやすさにもむしろ好感が持てます。

リサとケイトがケージに入って海に潜ると、当然のごとくケージを吊していたワイヤーが切れ、ふたりは「海底47m」まで真っ逆さま。果たして海上に戻れるのか? という脱出劇の始まりです。加えて、酸素ボンベの残量がタイムリミット感を引き立てます。それだけでもなかなか大変な状況なのに、ここぞというタイミングでサメがぬら〜っと現れるのですね。本作のサメは海底からの脱出におけるひとつの(最大のではあるが)障害に過ぎないので、敵としてのサメがキャラクター性を帯びることはなく、その点においていわゆる「サメ映画」を期待していた観客にとっては減点ポイントになるかもしれません。

海底まで急激に落ちたことによる弊害はないのか気になりましたが、急激に海上へ上がると潜水病になって命に危険が及ぶというのがなかなかじれったいシチュエーションだし、今サメが来たらどうすんの? と冷や冷やさせる思わせぶりな演出も十分に楽しめました。予備のワイヤーでケージを釣り上げることになり、いったんは安堵したものの、またしてもワイヤーが切れて再び海底へ……という流れはこれまたわかりきったことではあるけれど、さほど嫌な感じはしませんでした。

まあ、海底サバイバルがもうひとつアイデアに乏しい印象は受けましたが、あれやこれやあったあと、なんとか姉妹は海上の船へと帰還するのです。がっつりサメに脚をかじられたりもしてましたけど、結果的にふたりとも助かったのはちょっと拍子抜けしました。

……と思っていたら、姉妹が助かったのは海底でケージに足を挟まれたまま動けないリサがみた幻覚でした。彼女は2本目のボンベによる窒素酔いになっていたのでした。これには意表を突かれました。ただ、そこで彼女の元に救助隊が現れ、リサだけはなんとか一命を取り留めるという結末はちょっと甘いような気が。あのまま、幻覚をみているリサが海底に取り残されて……という絶望感でいっぱいのエンディングでもよかったかも、とは思いました。

軒並み評価が低い作品のようですが、そんなに悪くないっすよ。







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