" />
FC2ブログ

The Witch 魔女

thewitch.jpg



(原題:The Witch: Part 1 - The Subversion 2018年/韓国 125分)
監督・製作・脚本/パク・フンジョン 撮影/キム・ヨンホ 編集/キム・チャンジュ 音楽/モグ
出演/キム・ダミ、チョ・ミンス、パク・ヒスン、チェ・ウシク

概要とあらすじ
「新しき世界」のパク・フンジョン監督が最強アサシン少女の戦いを描き、韓国で大ヒットを記録したバイオレンスアクション。ある特殊な施設で育てられ、8歳の時に逃げ出したジャユン。記憶を失った彼女は、助けてくれた酪農家の娘として暮らすことに。それから10数年後。頭に異変を感じるようになったジャユンは、その手術費用と経済状況の厳しい養父母のため、賞金目当てでオーディションを受けることを決意。しかしテレビ番組であるマジックを披露したことから、謎の男たちに追われる身となってしまう。出演は「嘆きのピエタ」のチョ・ミンス、「サスペクト 哀しき容疑者」のパク・ヒスン、「新感染 ファイナル・エクスプレス」のチェ・ウシク。「のむコレ2018」(18年11月3日~、東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋)上映作品。(映画.comより



これ続くの〜?

新しき世界(13)』が最高だったパク・フンジョン監督による『The Witch 魔女』。残念ながら映画館で観ることができなかった一本です。まあ、『悪女 AKUJO(17)』というわりと似たような作品があったりしたのも、自分が後回しにした理由かもしれません。

オープニングで、ロボトミー手術のスチールが映されたあと、よくわからないけれど大変なことが起きたらしく、ひとりの少女ジャユン(キム・ダミ)が森の中を抜けて逃走し、とある酪農家の家にたどり着き、そのまま引き取られて10年の時が過ぎるのです。ドクター・ペク(チョ・ミンス)率いる秘密結社(?)はジュユンの消息を追っていたのですが、あのコは並じゃないといったかと思うと、所詮8歳の子供だといってみたり、警戒してるんだか見くびってるんだかよくわかりません。

10年間、組織にまったく発見されないまま成長したジャユンは、いつも前髪にカーラーを撒いているお節介な友人の勧めで、TVの「スター誕生」的番組に賞金目当てで出演することに。なんせ彼女の家は経済的に困窮し、さらには母親にボケの症状が出始めていたのでした。

ジャユンを演じるキム・ダミはもちろん可愛いんだけれども、絶世の美女とは言いがたく。それでも彼女の幼くて無垢な顔立ちがジュユン役には適していたのでしょう。それはともかく、「スター誕生」に出演したジュユンは特別うまくもない歌のほかに、なにか特技をみせてくれと言われて「手品」を披露する(したらしい)のですが、なにをやったかをまったく見せないのです。終盤になってその種明かしがされるのですが、これって隠す必要ある? むしろジュユンの「サイキック」な手品はあらかじめ見せてくれたほうがいいと思うのですが。ていうか、本作には伏線というものが一切なく、すべては後付けです。

「スター誕生」に出演したジュユンがちょっとした話題になったことで、ドクター・ペクたちは「やっと見つけたわ」とうひうひするのですが……あんたら全然探してないよね。するとわらわらと悪役たちがジュユンのもとに集まってくるわけです。このアメリカ育ちとかいう悪役グループが、韓流スター的(当たり前だけど)微笑みで余裕綽々、チュッパチャプスをなめる、ゆっくり拍手しながら登場する、などなど……ものすご〜く手垢にまみれたステレオタイプな悪役で、観ているこっちが恥ずかしくなるくらいに薄っぺらいキャラクター造形でした。

映画全体の2/3は非っ常〜〜〜にかったるい展開が続きます。しかも、ジュユンを追う連中が、ジュユンを殺したいのか捕らえたいのかが常に曖昧で、目的がよくわからないのです。ジュユンと対峙したときでも、おそらく気が利いているつもりであろうクソつまんない口上を長々とたれて、案の定ヤラれるのです。ジュユンを追う連中は、彼女の本当の怖さを知っているはずだから、もっと怯えてていいと思うのですが。つーか、この脚本で2時間越えはありえないだろ。

なんやかんやあって、ジュユンを捕らえたドクター・ペクが、これまた長々と経緯をいかにも説明的に説明してくれます。だからといって、ちっともわかりませんけど。まあ、ジュユンは記憶を失った振りをしてドクター・ペクをおびき寄せていたらしいです。そして、やっとアクションです。

もう、さんざんクソつまんない思わせぶりな話につきあわされて、ようやく見どころだと期待したのですが、ジュユンをはじめとする「サイキック」な連中がみせるアクションは、せいぜい銃やナイフを念動力でたぐり寄せるだけで、基本的に殴り合い。超人的なパワーを持っているのはわかったけれど、「サイキック」感はまったくありません。

時は経って、死んだはずのドクター・ペクそっくりの女性のもとへ現れたジュユン。どうやらこの女性はドクター・ペクではなく姉らしい。余裕綽々のジュユンが「おねえちゃんに手を出したら首が飛ぶわよ」というと、彼女の背後には顔に傷だらけの女性が……。誰? この人がジュユンのおねえちゃんなの? ど、どうもはじめまして。

そして最後に「第一部 転覆」とテロップがでるのです。ええ〜〜?? 話、終わってないの? これ続くの〜? て思ったら、原題に「Part 1」てあったよ。ぐぬぬ。







にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
↑お気に召したらクリックしていただけますと、もんどりうって喜びます。
関連記事
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

プロフィール

のほうず

のほうず
映画が好きで観るのはいいが、
かたっぱしから忘れていくので
オツムのリハビリ的ブログ。
******************
当ブログの文章・画像およびイラストの無断転載を禁じます。引用される場合は、出典の表記と当ブログへのリンクを設定してください。

FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

お気に召したら
クリックお願いします。
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

スポンサードリンク

↓過去の記事はこちらから!↓

検索フォーム

アーカイブ

QRコード

QR

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

カウンター