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処刑女

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(原題:Blood Widow 2014年/アメリカ 84分)
監督/ジャーマイア・バックハルト 製作/チャド・クープ 原案/ジャーマイ・バッカハルト 脚本/チャド・クープ、イアン・H・デイビス 撮影/アンドリュー・バートン 編集/ジャーマイア・バックハルト 音楽/ジョン・チャバン
出演/ダニエル・リリー、ブランドン・カイル・ピーターズ、クリストファー・デ・パデュア、ホセ・ミゲル・バスキアス、ケリー・キルゴア、エミリー・カッティング、フィリップ・マルノースキー

概要とあらすじ
残忍なマスク女が仕掛けた罠により惨殺されていく人々の恐怖を、最新VFXを駆使した血まみれ残酷描写満載で描いたスラッシャーホラー。郊外の閑静な住宅街にマイホームを購入し、幸せの絶頂にいたローリーとヒューのカップル。ところがその週末、不気味な噂を耳にする。近所にある荒れ果てた廃校でかつて大量殺人事件が起き、たった1人の生存者が精神を病みながらも未だに事件現場に潜んでいるというのだ。笑い飛ばすローリーとヒューだったが、その晩、自宅で友人たちとくつろいでいた彼らに、謎の黒い影が忍び寄る。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち 2016」上映作品。(映画.comより



コスチュームはよし。コスチュームはよし。

白いマスクにタイトなレザースーツ(?)を着込んだ女性が構える
メインビジュアルがなかなかかっこよかったので観てみましたさ、
『処刑女』
上↑の紹介文には
「残忍なマスク女が仕掛けた罠により惨殺されていく人々の恐怖」
とありますが、マスク女はまったく罠を仕掛けないし、
「最新VFXを駆使した血まみれ残酷描写」というのは、
ごく一般的なCGによる血しぶきのことだと思われます。

冒頭で、カメラ好きのチビハゲが処刑女の餌食になるのは
ほっとくとして、
郊外の一軒家を購入するという
ヒュー(ブランドン・カイル・ピーターズ)
ローリー(ダニエル・リリー)
彼らは夫婦ではないようですが、
どうやらそこをマイホームとして暮らし始めるもよう。
馬鹿丸出しの顔をしたヒューに
一軒家を購入するだけの金があるとは思えませんがそれはともかく、
まだ荷ほどきも出来ていない引越当日に
頭の悪い仲間を読んでパーティーをする
というので、
ゆっくり過ごしたかったローリーはカンカン。

ヒューとローリーの新居のとなりにある空き家が
処刑女の住処というわけ。
冒頭のチビハゲを除いて最初に餌食になるのは、
仏像を持ち歩いているスピリチュアル女。
その女は処刑女の住処に無断で侵入したから殺されるのですが、
それ以降は、処刑女のほうから積極的に
ヒューとローリーと仲間たちを攻撃するように。
首チョンパとか、喉をマチェーテでグッサーとか盛大なのですが、
肝心なところが暗すぎてよく見えなかったりします。

仲良しグループの女の子がおっぱいを見せた途端に殺され、
にわかに慌ただしくなる面々。
しかし、こいつらは
殺された女の子の死体を確認しようとせず、
家の中に立て籠もることしか頭にないのが酷い。

処刑女が家の中に侵入しようとしているわけでもないのに。

隣の空き家はかつて寄宿学校でしたが、
学園長による性的虐待に耐えかねたティファニーという少女が
反撃に出て、学園長を殺害したので閉鎖されたのでした。
もちろん、ティファニー=処刑女です。
彼女の怨念は計り知れませんが、
ティファニーはどうやって殺人スキルを身につけたのか。
なぜ白いマスクをしているのか。
ずっとその寄宿学校に住んでいるのか。
ていうか、ちゃんとごはんは食べているのか。
そんな諸々のことはもちろん謎のままです。

もちろん、ローリーも囚われの身になるのですが、
処刑女はなぜかローリーだけはすぐに殺さず、
パンツを脱がせて、鞭で拷問したりします。
処刑女の行動原理もいまいち謎なのです。

ローリーと処刑女がついに一騎打ち。
ローリーが足下に落ちていた斧を振ろうとすると
すぱーんと柄の部分を切り落とす処刑女。
窮したローリーがその柄で処刑女に襲いかかると、
なんと、あっさりと処刑女はノックアウト。
あんなに無双だったのに!? 嘘でしょ!
これには本当に驚きました。
そして、処刑女が倒れているうちにとっとと逃げればいいものを
まったく役に立たないボーガンの伏線を回収するために戻ったローリーは
目を覚ました処刑女に執拗にボコられて……
ジ・エンド。

せめて、ローリーも幼い頃に性的虐待を受けた過去があって、
あなたの気持ちはわかるわ! でも、それじゃなにも解決しないの!!
みたいな葛藤や処刑女に対するシンパシーとかが描かれれば、
もう少し盛り上がったかもしれませんが、
処刑女に与えられた諸々の設定はほとんど意味をなさず、
ただのサイコパスでしかないのは残念です。

処刑女のコスチュームのビジュアルはよかっただけに、
もうちょいアイデアを絞ってほしかったところです。





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