" />

ライト/オフ

lightoff.jpg



(原題:Lights Out 2016年/アメリカ 81分)
監督/デビッド・F・サンドバーグ 製作/ジェームズ・ワン、ローレンス・グレイ、エリック・ハイセラー 脚本/エリック・ハイセラー 撮影/マーク・スパイサー 美術/ジェニファー・スペンス 編集/カーク・モッリ 音楽/ベンジャミン・ウォルフィッシュ
出演/テリーサ・パーマー、ガブリエル・ベイトマン、ビリー・バーク、アレクサンダー・ディペルシア、マリア・ベロ、ロッタ・ロステン

概要とあらすじ
動画サイトで合計1億5000万回再生されたという恐怖映像を、「ソウ」「死霊館」のジェームズ・ワン製作で映画化。暗闇に現れるという「それ」に怯える幼い弟を守るため、久しぶりに実家へ戻ったレベッカ。たくさんのライトを準備して夜に備えるが、次々と明かりが消え、暗闇から「それ」がレベッカたちを狙っていた。監督は「アナベル 死霊館の人形」の続編でメガホンを取るデビッド・F・サンドバーグ。リメイク版「エルム街の悪夢」や「ファイナル・デッドブリッジ」「遊星からの物体X ファーストコンタクト」を手がけたエリック・ハイセラーが脚本を担当。レベッカ役を「ウォーム・ボディーズ」「X-ミッション」のテリーサ・パーマーが演じる。(映画.comより



最終的になんだかほっこり

『ライト/オフ』が製作されるきっかけとなった動画
「Lights Out」を初めてみたときは、
まーほんとに腰が抜けるかと思うほど怖かった。
その発想自体は、部屋の電気を消すと怖いよぅ怖いよぅという
誰もが身に覚えがあるオーソドックスな恐怖です。
どシンプルながら、表現に新鮮な驚きがありました。

とはいえ、3分にも満たない元映像は
あくまでひとつのシークエンスでしかなく、
そもそもこの尺であればストーリーが必要ありません。
そこで、このフレッシュなアイデアを映画化するには
相当な盛り付けが必要となるわけです。当然。

で、その結果、元映像が持っていた
嫌〜な感じからの……ギャッ! という
恐怖のだるまさんがころんだ的な魅力はほぼなくなり、
わりと凡庸な作品になってしまいました。
それでも、電気が点いたり消えたりする元映像のアイデアを
なんとかして残そうとする努力は窺え、
最初に殺される父親が経営するアパレル会社の倉庫の照明が
なぜかセンサー式
になっていたり、
(その直前のMacのモニタの素っ気なさはいかがなものか)
レベッカ(テリーサ・パーマー)が住んでいる部屋は
常にちらついているネオンの赤い光が窓から差し込んでいて
普通に最悪の物件だったりします。

しかし、最大の難点は
闇に浮かび上がる影にダイアナというキャラクターを与え、
いかにも気持ち悪そうなルックスを施したことではないでしょうか。
しかもこのダイアナは闇に突っ立っているだけでなく、
自ら飛びかかってきます。
うーむ。元映像がもつ恐ろしさは、
そういうことじゃなかったと思うんじゃ。
『イット・フォローズ』的なアプローチのほうが
よかったと思うんじゃがのう。
母子家庭ホラーとしては
『ババドック ~暗闇の魔物~』にも通ずるものがありますが、
中心となって活躍するのがすでに独り立ちしているレベッカなので
母と子の戦いとしてもぼんやりしています。

明るい部屋では姿が見えず、活動できないダイアナが
どうやって家の電源を落としたのか、みたいなことを気にするほど
野暮ではありませんが、
ブラックライトだと姿が見えるわ! と言われても、
姿が見えるからといって反撃できるわけでもなく

ダイアナ対策に少しも効果がないのはどういうことか。

さらに、光があると姿を消すはずのダイアナ
ある場面では、懐中電灯の光を当てられると、
ヴァンパイヤのように皮膚がじゅ〜って焼けただれる
ので、
光があると消えるのか、ダメージを受けるのか、
結局どっちなんだよと思わざるを得ず、
いまいち詰めの甘い設定に首をかしげてしまいます。

何度も登場する鏡がすべてスカシというのはよかったけれど、
ダイアナのキャラクターよりも
母親のキチガイっぷりを引き立てて
何も起きていないのに怖いホラーを見せて欲しかったなぁと。
パトカーと救急車がわんさと到着して大団円を迎える
『ダイ・ハード』的な終わり方が懐かしくて
最終的になんだかほっこりしました。







にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ 
↑お気に召したらクリックしていただけますと、もんどりうって喜びます。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

プロフィール

のほうず

のほうず
映画が好きで観るのはいいが、
かたっぱしから忘れていくので
オツムのリハビリ的ブログ。
******************
当ブログの文章・画像およびイラストの無断転載を禁じます。引用される場合は、出典の表記と当ブログへのリンクを設定してください。

FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

お気に召したら
クリックお願いします。
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

スポンサードリンク

↓過去の記事はこちらから!↓

検索フォーム

QRコード

QR

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

カウンタ