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同じ星の下、それぞれの夜

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(2012年/日本 110分)
監督/富田克也、冨永昌敬、真利子哲也 製作統括/岡本昭彦 プロデューサー/仲良平、小西啓介、佐藤正樹 脚本/富田克也、冨永昌敬、真利子哲也 撮影/高野貴子、今井孝博、芦澤明子
出演/川瀬陽太、Ai、スシットラポン・ヌッチリ、クリサナー・オビ、富田克也、相澤虎之助、レイザーラモンRG、ムーディ勝山、阿部真里、森松剛憲、西方凌、今橋貴、山本剛史、スン・ジェニー、アズマン・ハッサン、ディーチャイ・パウイーナ

概要とあらすじ
2012年・第4回沖縄国際映画祭の企画「地域発信型プロジェクト」で製作されたオムニバス。「サウダーヂ」の富田克也、「パビリオン山椒魚」の冨永昌敬、「NINIFUNI」の真利子哲也という注目の若手監督3人が、それぞれタイ、フィリピン、マレーシアを舞台に撮り上げた。売れない役者がバンコクを訪れ、そこで出会った2人の女性とタイ北部の町チェンライを目指すロードムービー「チェンライの娘」(富田監督)、東京でニュースキャスターを務める男が、マニラ特派員の恋人との関係を取り戻すためフィリピンを訪問する遠距離恋愛ストーリー「ニュースラウンジ25時」(冨永監督)、日本へ帰国間際のビジネスマンが、ひょんなことからヤギを抱えた少女と移動遊園地を探す数時間をメルヘンチックに描いた「FUN FAIR」(真利子監督)の3編で構成される。(映画.comより



それぞれの……

沖縄国際映画祭の企画として作られたこともあってか、
DVDではヨシモト芸人監督による
クソみたいな映画のようなものの予告がついていましたが
軽やかにすべてスキップしてからの
『同じ星の下、それぞれの夜』
オムニバスです。

■「チェンライの娘」
空族の富田克也監督作品。
空族は基本的に作品をソフト化しない方針だそうなので
ある意味、本作はとても貴重です。
うだつの上がらない40代半ばの役者ビンちゃん(川瀬陽太)
タイに赴き、タイ人娼婦ふたりと彷徨うロードムービー。
いまはなき吉祥寺バウスシアターが懐かしい。
川瀬陽太の憎めないだらしなさが堪能できます。
ケバケバしいバンコクからタイののどかな田舎へと至る本作が、
その後の『バンコクナイツ』へと繋がっているのは明らかです。
アジアの中の日本人を描いたこのオムニバスの中でも
やはり本作の「現地感」は突出しています。

■「ニュースラウンジ25時」

冨永昌敬監督作品。
ニュースキャスターのムーディ勝山
マニラ特派員の彼女を左から右に受け流しているうちに
ふたりの関係が冷え切って……というラブストーリー。
すっかり愛想を尽かされた途端に
日本とマニラを往復して猛烈にアタックするムーディ勝山の
身勝手さが目についてあまり乗れず。
特派員の彼女が現地カメラマンにプロポーズされたりすれば、
もう少しビターな味わいがあったかもしれないが、
結局、彼女はムーディを赦して受け入れるので
なんだかなあという感じは否めません。
ディレクター役の西方凌の演技が素晴らしい!
と思ったら、木村祐一の奥さんなのか……ふーん。

■「FUN FAIR」
真利子哲也監督作品。
険悪な両親を心配した娘が母親の職場まで結婚指輪を届けに行く、
初めてのお使い的なお話。
これが真利子哲也監督とは意外でした。
言葉が通じない登場人物たち(+ヤギ)が
いつしか心通わせるハートフルなエピソードとなっております。
真利子哲也監督が大好きなんですが、
いまいち、らしさを感じられなかったのは
僕の目が節穴だからでしょう。そうでしょう。

あたりまえだけど、
オムニバスだとどうしても小話的になってしまいますね。
もちろん、お笑い芸人監督たちが束になっても
足下にも及ばないクオリティの高さで
3作ともそれなりに楽しめましたが
物足りなさも残ってしまいました。





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