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ABC・オブ・デス 2

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(原題:The ABCs of Death 2 2014年/アメリカ 125分)
監督/エバン・カッツ、ジュリアン・バラット、ジュリアン・ギルビー、ロバート・モーガン、アレハンドロ・ブルゲス、アハロン・ケシャレス、ナボット・パプシャド、ジム・ホスキング、ビル・プリンプトン、エリック・マッティ、デニソン・ラマーリョ、クリスティーナ・ブオジーテ、ブルーノ・サンペル、ランスロット・オドゥワ・イマスエン、ロバート・ブーチェック、ラリー・フェッセンデン、大畑創、トッド・ロハール、ロドニー・アッシャー、マービン・クレン、フアン・マルティネス・モレノ、ジェン・ソスカ、シルビア・ソスカ、ビンチェンゾ・ナタリ、ジェローム・セーブル、スティーブン・コスタンスキ、アレクサンドル・バスティロ、ジュリアン・モーリー、梅沢壮一、クリス・ナッシュ

概要とあらすじ
世界各国から集められた気鋭のホラー監督たちが、それぞれ割り当てられたアルファベットから発想される「死に方」を描いていくホラーオムニバス「ABC・オブ・デス」の第2弾。「CUBE」のビンチェンゾ・ナタリ(アメリカ)、「屋敷女」のアレクサンドル・バスティロ&ジュリアン・モーリー(フランス)、「オオカミは嘘をつく」のアハロン・ケシャレス&ナボット・パプシャド(イスラエル)らのほか、日本から「へんげ」「大拳銃」の大畑創と、特殊メイクアーティストとして実写版「妖怪人間ベム」「怪物くん」などに携わってきた梅沢壮一が参加している。(映画.comより



なぜかゲイネタが多かったデス!

第1作めの『ABC・オブ・デス』を映画館に観に行って
まあそれなりに楽しかったけど、
次はいいかなと思って放置していた『ABC・オブ・デス 2』
NetFlixにあったので、じゃあ観てみるか、と。
アルファベットに従って死を描くルールは前作と同じです。
日本からは園子温監督が参加するといわれていたけれど
結局、名前はないようす。

では、ひとつひとつ感想を連ねていくのデス!

【A】Amateur(アマチュア)
調子に乗ってるギャングを狙う殺し屋。
スマートに仕事を終えたかに見えたのは殺し屋の妄想で
通気孔の中を這いずり回っているだけでぼろぼろになる殺し屋。
クズすぎて笑えます。
結局、ギャングには辿り着けずに死んでしまう殺し屋は
確かにアマチュアかもしれないけど
最終的にはギャングを仕留めてるからオッケーじゃないの?

【B】Badger(穴熊)
原発近辺でロケするドキュメンタリーの撮影隊。
態度が横柄な主役が絶滅したはずの穴熊に喰われてエラいことに。
軽い笑いに好感が持てるけど、それだけデス。

【C】Capital Punishment(死刑)
少女誘拐の嫌疑をかけられた男が
閉鎖的な村人たちによって処刑されるというお話。
しかも少女は無事に発見されて、やるせなさが漂います。
なかなかスパッと首チョンパできないところがナイス。

【D】Deloused(駆除)
グロテスク人形アニメ。
捕らえられた男が処刑されそうになると、
ゴキブリがクリーチャー化して助ける? ……助けてないか。
映像が楽しいデス。

【E】Equilibrium(均衡)
無人島で暮らすふたりの男のもとに、
ある日ひとりの美しい女性が流れ着く。
女性を巡った争いが生じたかに思うと、
女より気の合う仲間のほうがいいよねってお話。

【F】Falling(落下)
パラシュートで落下したものの、
木に引っかかって宙ぶらりんのイスラエル軍の女性兵士。
そこにアラブ人の少年が現れて……。
微妙に世界平和的な主張を感じないでもないが
この尺では語りきれず。
あと、その高さじゃ骨がむき出すほど足が折れないだろ。

【G】Grandad(おじいちゃん)
一緒にブランデーを飲んでいるじいさんと孫。
孫がベッドで寝ようとすると、じいさんが出てきて孫を殺します。
……。

【H】Head Games(マインドコントロール)
ドローイング風アニメ。
チューするカップルがいつしかエスカレートします。
Youtubeにありそうデス。

【 I 】Invincible(無敵)
遺産相続したいんだけど、ぜんぜんばばあが死なないのデス。
困ったもんデス。

【 J 】Jesus(イエス)
ゲイカップルが理不尽な拷問を受けるんだけど
すんでの所で生き延びるお話。

【K】Knell(前兆)
なにやら上空で黒い物体がうごめくマンションでは
各部屋で陰惨な殺人が。
それを目撃してしまった向かいのマンションの女性にも
危険が及ぶというお話。
これ、雰囲気悪くないデス。

【L】Legacy(遺物)
どうやら監督はナイジェリアの人だとか。
土俗的な因習にまつわるお話……だと思うが
詳しいことはよくわかりません。
CGの粗末さが逆に驚きデス。

【M】Masticate(噛む)
ゾンビ化したデブがスローモーションで暴れます。
それだけデス。

【N】Nexus(連鎖)
ハロウィンの日の不幸な巡り合わせ、デス。

【O】Ochlocracy(衆愚主義)
出ました、日本人監督。『へんげ』の大畑創監督デス。
ゾンビだらけになった社会で
ゾンビを殺した罪を問われる女性のお話。
まあ、世の中ゾンビだらけだよってことデスね。

【P】P-P-P-P Scary!(怖い!)
50年代のコメディ映画のよう。……以上。

【Q】Questionnaire(質問票)
知能テストのようなものを街頭で受ける男性が
やがて手術台にのせられ、脳みそをゴリラに移植されるというお話。
いや、それでどうしたいのかが気になる。

【R】Roulette(ルーレット)
ロシアンルーレットをしている男女+男。
最後の一発になったとき、男は自分ではなく
愛する女性を撃ち殺してしまいます。
たぶん、ゾンビかバケモンに追われていたということでしょうな。

【S】Split(分割)
タイトル通り、スプリット・スクリーンを使ったお話。
フランスに出張中の夫がイギリスの妻に電話していると強盗が。
フードを外した犯人は女性で夫の浮気相手かと思いきや、
夫のゲイの愛人の妻という、ひねったオチ。
短い尺の中でしっかりどんでん返ししていて見事。

【T】 Torture Porn(拷問ポルノ)
エロ・オーディションを受けている女優が
クリーチャーに変身して逆襲します。ね。

【U】Utopia(ユートピア)
『CUBE』のヴィンチェンゾ・ナタリ監督。
セレブが当たり前になった世界では
ちょっとでも「水準に満たない」ブサイクは処刑されるという
ディストピアもの。

【V】Vacation(休暇)
タイらしき場所で遊んでいる白人男性ふたりが
現地の売春婦に反撃されるお話。
ある意味、痛快ではあります。

【W】Wish(願い)
よくわかんないけど、
ヒーローのおもちゃで遊んでいた少年ふたりが
その世界に入って……みたいな。

【X】Xylophone(木琴)
レコードを聴いているときに
孫がおもちゃの木琴を叩いてうるさいから
バラバラにしてその子の骨を叩くという……ね。

【Y】Youth(青春)
特殊メイクアーティストの梅沢壮一監督。
着ぐるみに、チンコの張りぼて、最後にファック・サイン。
黒沢あすかが出てるし、これが園子温かと思ったけど違いました。

【Z】Zygote(融合体)
妊娠している女性。
どういうわけか夫は「穴をふさぐ」薬を置いて
13年間も姿をくらましてしまいます。
パンパンにふくれあがったお腹の中の子供は
すでに母親と会話できるようになっているのデスが……。
結果的に、子供が母親の体を乗っ取るまでの特殊造形がすごいデス。

第1作は下ネタが多いな〜と思いましたが、
本作はなぜかゲイネタが多かったデス。
別に起承転結がしっかりしていないとダメというわけではありませんが、
ネタふりだけとか、オチにいたる飛躍が突拍子もない作品が多く、
かえってショート・ショートの難しさを感じさせてくれます。

構成の妙だと【S】Split(分割)、
絵的な完成度なら【K】Knell(前兆)が好きかな?





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