" />

マイ・ファニー・レディ

myfunnylady.jpg



(原題:She's Funny That Way 2014年/アメリカ 93分)
監督/ピーター・ボグダノビッチ 製作/ルイーズ・ストラットン、ノア・バームバック、ウェス・アンダーソン、ジョージ・ドレイコリアス 脚本/ピーター・ボグダノビッチ、ルイーズ・ストラットン 撮影/ヤーロン・オーバック 美術/ジェーン・マスキー 編集/ニック・ムーア、パックス・ワッセルマン 音楽/エドワード・シェアマー
出演/オーウェン・ウィルソン、イモージェン・プーツ、キャスリン・ハーン、ウィル・フォーテ、リス・エバンス、ジェニファー・アニストン、オースティン・ペンドルトン、シビル・シェパード、リチャード・ルイス、ジョージ・モーフォゲン、イリアナ・ダグラス

概要とあらすじ
「ペーパームーン」「ラスト・ショー」の名匠ピーター・ボグダノビッチ監督が、長編劇映画としては約13年ぶりに手がけた群像コメディ。自身の妻を主役にした舞台を控える演出家がコールガールと一夜を共にするが、実は彼女は女優の卵で、舞台のオーディションに合格したことから思いも寄らぬ騒動が巻き起こる。オーウェン・ウィルソンが主人公の演出家アーノルドを演じ、イモージェン・プーツ、ジェニファー・アニストンが共演。2014年・第27回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門では「シーズ・ファニー・ザット・ウェイ」のタイトルで上映されている。(映画.comより



非常に上品ざます。

ピーター・ボグダノビッチ監督といえば、
やっぱり『ペーパームーン』とかになるんでしょうが、
『殺人者はライフルを持っている!(1968)』
未だ観られていないのがなんとも歯がゆいのです。

巨匠と呼ばれるボグダノビッチ監督が15年ぶりに撮った
『マイ・ファニー・レディ』
古式ゆかしきハリウッド製スクリューボール・コメディ。
でも、この作品を観たいと思った動機は
ヒロイン・イジーに扮するイモージェン・プーツ
可愛さだったりするのです。

コールガールから俳優になったイジーは
どうやらスターになったようで、
彼女がインタビューに応えながら、
そのサクセスストーリーを振り返るという構成。
やたらとオードリー・ヘップバーンを引き合いに出すのは
『ティファニーで朝食を(1961)』への目配せでしょうか。

演劇の演出家アーノルド(オーウェン・ウィルソン)を中心に、
劇作家、俳優たち、わがままなセラピストや判事などが登場し、
軽快な群像劇が展開されます。
正直、大爆笑するような場面はないけれど、
終始クスクス笑えるエピソードが連続し、
基本的に痴話げんかばかりなのに、非常に上品ざます。
まあ、オーディションに昨晩買ったコールガールが現れたからといって
そんなに取り乱すこともなかろうと思ったり、
セラピスト(ジェニファー・アニストン)
ひとりでかき回す役目を担いすぎじゃないかとか、
思うところがないわけじゃないけれど、
ある種の心地よさはあります。

途中、警官役でマイケル・シャノンが登場したのは気づきましたが、
レストランのウエイトレスが
テイタム・オニールだった
とはまったく気がつきませんでした。
ラストには、なんとタランティーノがイジーの現恋人役で登場。
アーノルドが口説き文句にしていた
「リスに胡桃をあげる人がいる。
 でも、たまには胡桃にリスをあげてもいいじゃないか」

という台詞が、
エルンスト・ルビッチ『小間使い(1946)』からの引用だと
さらっと解説するのでした。

製作にウェス・アンダーソン監督や
『フランシス・ハ』のノア・バームバック監督が入っていたり、
みんなで御大を盛り上げようという気分が伝わり、
ボグダノビッチ監督、愛されてんな〜と感じる一作です。





にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ 
↑お気に召したらクリックしていただけますと、もんどりうって喜びます。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

プロフィール

のほうず

のほうず
映画が好きで観るのはいいが、
かたっぱしから忘れていくので
オツムのリハビリ的ブログ。
******************
当ブログの文章・画像およびイラストの無断転載を禁じます。引用される場合は、出典の表記と当ブログへのリンクを設定してください。

FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

お気に召したら
クリックお願いします。
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

スポンサードリンク

↓過去の記事はこちらから!↓

検索フォーム

QRコード

QR

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

カウンタ