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虹蛇と眠る女

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(原題:Strangerland 2015年/オーストラリア・アイルランド合作 111分)
監督/キム・ファラント 製作/ナオミ・ベンク、マクダラ・ケレハー 脚本/フィオナ・セレス、マイケル・キニロンズ 撮影監督/P・J・ディロン 美術/メリンダ・ドーリング 衣装/エミリー・セレシン 編集/ベロニカ・ジェネット 音楽/キーフス・シアンシア
出演/ニコール・キッドマン、ジョセフ・ファインズ、ヒューゴ・ウィービング、マディソン・ブラウン、ニコラス・ハミルトン、リサ・フラナガンコ、メイン・ワイアット、ジム・ラッセル、ショーン・キーナン、ブロンウィン・ペンリス、トランギ・スピィーディー=コー

概要とあらすじ
ニコール・キッドマンが25年ぶりに母国オーストラリアで主演を果たした心理サスペンス。砂漠地帯の小さな街に引っ越して来たマシューとキャサリン夫婦。ある満月の晩、彼らの子どもたちが突如として姿を消してしまう。地元のベテラン警官レイらが捜索を開始するが、手がかりは全く見つからず、やがて夫婦に疑惑の目が向けられるように。次第に神経をすり減らしていったキャサリンは、先住民族アボリジニに語り継がれる神話「虹蛇の伝説」を知り……。キッドマンが子どもたちの行方を追う母親役を体当たりで演じ、ヌードシーンも披露。共演に「恋におちたシェイクスピア」のジョセフ・ファインズ、「マトリックス」シリーズのヒューゴ・ウィービング。本作が長編劇映画デビューとなる女性監督キム・ファラントがメガホンをとった。(映画.comより



いたって表面的な感想……みたいな

ニコール・キッドマンのシャラポアが
十二分に堪能できる『虹蛇と眠る女』
……なんていう軽口から書き始めてみるほかないのです。

本作を見慣れたサスペンスもしくはミステリーだと
思って観ていると、どうにもピンときません。
本作は、オーストラリアのアボリジニに伝わる
「虹蛇の伝説」や「ドリームタイム」と呼ばれる神話
がっつりとベースにしているので、
アボリジニの信仰に対する知識がないと
なにが言いたいのかさっぱりわからないのです。

で、あほうの僕にはやっぱり理解できず、
まあアボリジニの神話が本作の根幹をなしていることまでは
わかったのだから、
まずはその信仰を調査し、理解して……。
しんどいわ。悪いけど、しんどいわ。

というわけで、本作の根幹に迫ることは
どこかのエラい人がやってくれることに期待して、
いたって表面的な感想に専念します。

キャサリン(ニコール・キッドマン)
マシュー(ジョセフ・ファインズ)の夫婦は
リリー(マディソン・ブラウン)が教師と肉体関係を持ったということで
クソつまらない街に引っ越してきたのでした。
なにやら鬱屈をためているリリーの弟、
トミー(ニコラス・ハミルトン)は夜な夜な街を徘徊しています。

いかにも危なっかしいビッチのリリーは
目につく男に色目を使っては誘惑していますが、
それはとくに父親マシューに対する嫌がらせも含めた
思春期の子供らしい自由に対する渇望の現れでしょう。

ある晩、出かけたトミーとリリーが帰ってこないということで
一大事件になります。
二人の子供が行方不明なのに
出勤してしまうマシューの冷淡さ(および現実逃避)が強調されますが、
徐々にキャサリンの狂乱ぶりが際だってきます。
子供たちが行方不明になって錯乱するのは当然として、
いなくなった15歳の娘・リリーの服を着て、
リリーが好きな音楽をかけながら踊るキャサリンは
あきらかにリリーと同化しています。
リリーの欲求不満と鬱屈は
そのままキャサリンのそれであり、
行方不明になってしまうリリーはキャサリンのオルターエゴでしょう。

その後、マシューがやたらと積極的に行動するようになり、
名誉挽回てなところですが、
彼がどのような動機に従って行動し、
どのような根拠でトミーを発見したのか、
僕にはよくわかりませんでした。
でも、な〜んかスピリチュアルななにかが存在しているだろうな
と、憶測するほかありません。

最終的に、リリーが戻ってくることはなく
エンディングを迎えます。
あいかわらず、アボリジニの神話にそった解釈をすることは
僕には到底無理ですが、
リリーが体現していたのは
キャサリンの欲求不満そのものであるはずで、
それが行方不明になるということは
もしかしたらキャサリンの通過儀礼を意味するのかもしれない……
みたいな。





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