" />

未来惑星 ザルドス

zardoz.jpg



(原題:Zardoz 1974年/イギリス 105分)
監督・脚本・製作・原作/ジョン・ブアマン 撮影/ジェフリー・アンスワース 音楽/デイヴィッド・モンロー 編集/ジョン・メリット
出演/ショーン・コネリー、シャーロット・ランプリング、サラ・ケステルマン、ジョン・アルダートン、ナイオール・バギー、ボスコ・ホーガン、ジェシカ・スウィフト、ベアバー・ダウリング、クリストファー・キャッソン、レジナルド・ジャーマン

概要とあらすじ
2293年という未来を想定し、その時代に人間はどう変化しているかを描いたSF映画。高度成長を遂げた社会は20世紀末に滅び、1990年にボルテックスと呼ばれる新しいコミューンが誕生し、それから300年経って、2293年を迎えた。ボルテックスとは、20世紀末の最高の科学者と知識人が高度な頭脳と技術を結集して作りあげた理想郷だった…(映画.comより抜粋



なんか、よかったんじゃない?

サッポロ黒ラベル500mlとトリス・ハイボール500ml、
氷結strongドライライム500mlを飲んだあと、
焼酎のお湯割りを3合くらい飲んでいい気分になり、
このまま寝ちゃってもいいんだけど、
それにしちゃあまだ時間が早いし、眠くもないから
映画でも観るか、なんてときに
もっとも適さない映画、
それが『未来惑星 ザルドス』です。

ついさっきまでちっとも眠くなかったのに
映画が始まると、まー眠い眠い。
本作はとてつもない催眠作用をもたらします。
僕が眠いのは、たしかに酒のせいかもしれませんが
それだけではないような気が、ちょっとだけします。
この文章は、行く当てもなく彷徨う僕の意識の断片を
拾い集める旅路です。ボヤージュです。

紀元2293年という、十分に設定的余裕を持った未来。
石で作られていると思しき顔型の飛行体が飛んできます。
この飛行体の顔が、結構ツボります。
この石の顔がザルドス。(たぶん)
ザルドスはいかにも貧しそうな人々に銃器を分け与え、
そのかわりに穀物を徴収しているようですが、
そのザルドスに赤フンのショーン・コネリーが潜入します。
ショーン・コネリーがザルドスに潜入した目的はぁ……
え〜と、よくわかりません。
とにかく、ショーン・コネリーはず〜っと赤フンです。
一瞬だけウェディングドレスを着ているシーンがありましたが
こんなことをいうと、余計に混乱すると思うので
ショーン・コネリー=赤フンという認識で
いいと思います。

ショーン・コネリーが辿り着いた先は、
最先端の科学を集結し、富裕層のみで構成された
ま、簡単に言えばいけ好かないキチガイ金持ちが作り上げた
ユートピア
なのです。
基本的に布で構成された彼らの空間は
まるで安っぽい演劇を観ているようですが
それが未来の異空間なのだということは
観客の寛容な想像力に委ねられています。
で、そこにいるいけ好かない連中は不老不死で
あらゆる欲望、とくに性欲を排除しています。
バカですね〜。一番気持ちがいいものを禁ずるなんて。

ま、そんな世界に
赤フンのショーン・コネリーが侵入してきたもんだから
連中はあわあわするわけです。
この世界のことをボルテックスと呼んだり、
おそらく全知全能である水晶のかたまりがタバナクルだったり、
『オズの魔法使い』が出てきたり、
くそめんどくさいので無視することにして、
とにかく管理社会はいかんよ、てことです。
長生きしたい、死にたくないっていうけれど
本当に年も取らないわ、死なないわが現実になったら
生きてても面白くないよ
、てのが本作。

ありきたりなことを言うと
人は、限られた命だから精進するわけですよ。
老いない、死なないとなると
まずは時間がどうでもよくなりますよね。

終盤になると、サイケデリックな演出が多くなり、
内容はさておき、なかなか魅力的なビジュアルを楽しめます。
その仕組みはいたって簡単だったりするのですが
それでも、一応本作の見せ場になっているはず。

最終的に、
ショーン・コネリーとシャーロット・ランプリングが結ばれ、
子どもをもうけて、その子どもが青年となり巣立っていき、
ふたりは仲むつまじく手をつないだまま年老いて、
朽ちていく
……のですが、
そんな人生が理想的なのは、わりと多くの人が思っていることで
わざわざそれに反する箱庭ディストピアを作ったのは
あんた(=ジョン・ブアマン監督)なんですけど、と
思う気持ちは十分にあるけれど、
なにしろ酔っぱらってるもんで
うん、なんか、よかったんじゃない? みたいな
できるだけ曖昧な結論にしておこう。





にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ 
↑お気に召したらクリックしていただけますと、もんどりうって喜びます。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

プロフィール

のほうず

のほうず
映画が好きで観るのはいいが、
かたっぱしから忘れていくので
オツムのリハビリ的ブログ。
******************
当ブログの文章・画像およびイラストの無断転載を禁じます。引用される場合は、出典の表記と当ブログへのリンクを設定してください。

FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

お気に召したら
クリックお願いします。
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

スポンサードリンク

↓過去の記事はこちらから!↓

検索フォーム

QRコード

QR

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

カウンタ