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インシディアス 第2章

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(原題:Insidious: Chapter 2 2013年/アメリカ 106分)
監督/ジェームズ・ワン 製作/ジェイソン・ブラム、オーレン・ペリ 脚本/リー・ワネル 撮影/ジョン・R・レオネッティ 美術/ジェニファー・スペンス 衣装/クリスティン・M・バーク 編集/カーク・モッリ 音楽/ジョセフ・ビシャラ
出演/パトリック・ウィルソン、ローズ・バーン、タイ・シンプキンス、リン・シェイ、リー・ワネル、バーバラ・ハーシー、アンガス・サンプソン

概要とあらすじ
「ソウ」のジェームズ・ワン監督&脚本リー・ワネル、「パラノーマル・アクティビティ」のオーレン・ペリが製作でタッグを組み、低予算ながら全米で大ヒットを記録したホラー「インシディアス」(2010)の続編。夫ジョシュと妻レネ、そして3人の子どもたちを襲った悪霊が去り、ようやく平和になったかに見えたランバート一家だったが、ジョシュが何者かに憑依されてしまう。ジョシュは幼い頃から幽体離脱をして霊の世界とつながる特殊な能力があり、それを恐れた母親によって記憶が封印されていたことが判明する。ジョシュにとり憑いた霊は、ランバート一家や霊媒師たちに害を及ぼしはじめ、彼らはその霊の正体を突き止めるため封印されているジョシュの記憶の世界へと入り込んでいく。(映画.comより



ここからが本番。お見事でした。

前作『インシディアス』のラストは
後味が悪いだけでなく、
たしかに、いかにも続編を匂わす終わり方でしたが
まさか『インシディアス 第2章』
そのまんま話が続いているとは思わなんだ。

前作はじっくり時間をかけて
忍び寄る恐怖を描いていましたが
場合によっては、それが物足りなさにつながったかもしれません。
本作を観ると、前作が一本まるごと設定説明に
使われていた
ようにさえ思います。
もろもろの前提をクリアした本作は
あたかもここからが本番とでもいうように、
話が早く、端から端まで恐怖がてんこ盛りです。
前作をジョシュ(パトリック・ウィルソン)
父親になる物語だと解釈しましたが
本作でジョシュはDV親父になっちゃいました。

前作のラストで、ジョシュは
息子のダルトン(タイ・シンプキンス)を助けたのはいいものの、
ジョシュに幼少期からつきまとっていた霊に取り憑かれ、
霊媒師のエリーゼ(リン・シェイ)を絞殺してしまいました。
しかもジョシュには自分が取り憑かれているという自覚もあります。
一時は一件落着と安堵した家族は
相変わらず怪奇現象に見舞われることに。

脅かしシーンにはいちいちビビリまくりでしたが、
霊の仕業で片付けられるようなポルターガイスト的脅かしや
勝手に開くドア、無人の来訪者などなどが
前作にまで遡って根拠づけられ、
あれはじつはこうだったと回収されていく気持ちよさ。
単にホラーとしての面白さだけではなく、
ミステリーを紐解いていく面白さまで感じられます。
まあ、霊的には時間が存在しなかったりするんだろうから
タイムリープ的な構造にも違和感を感じません。
オカルトを扱っているにも拘わらず、
なんだか、理にかなっているような快感を得られて
何度も、はー! なるほど! と膝を打ちましたが
本作の演出と脚本の見事さに感嘆する一方で
やっぱり前作はフリでしかねーじゃないか!
という憤りも。

災いの因果は遡り、
ジョシュの母親ロレイン(バーバラ・ハーシー)が務めていた
病院の患者、パーカー・クレインという男にたどり着きます。
パーカーは鬼母によって
「マリリン」という女の子として生きることを強要され、
まあ、いろいろとこじらせて、
自分を去勢しようとして入院していたところに
若きルネが病院に連れてきた幼いジョシュに目をつけたのでした。
(ていうか、ジョシュに目をつけたのは
 パーカーに乗り移っている母親か?)
また、パーカーは「黒衣の花嫁」と呼ばれる殺人鬼で
うら若き女性(結婚間近の?)を大量に殺していたのです。

前作ではあまり効果的な役回りでなかった
スペックス(リー・ワネル=脚本)
タッカー(アンガス・サンプソン)のコンビによるコメディも
とてもいいアクセントになっていたと思います。

気が利いてるなーと思ったのは、ピアノのくだり。
誰もいないはずなのにピアノの音が聞こえるなんてぇのは
ベタ中のベタな怪談ですが、
そのとき聞こえてきたメロディは
ジョシュの妻ルネ(ローズ・バーン)がジョシュのために書いた曲で
魂迷子中のジョシュがメッセージとして弾いていた
のでした。
霊界が存在するとは思えないけれど、
こんなことができるなら、霊界があればいいのにと思います。
ま、ルネが作曲家だということは
本作を観ただけではさっぱりわかりませんが。

とにもかくにも、これで一件落着。
……と思ったら、違う家族を訪れるスペックスとタッカー。
ふたりの間をするっと抜けたエリーゼの魂が放心状態の女性の元へ向かい、
話しかけると、なにやら背後に……
叫ぶエリーゼ。「オー、マイガッー!」って……
続くんかーい!!

続くんですよね。『インシディアス 序章』に。
「序章」っていうんだから、
パーカーと鬼母のお話になるんでしょうか。
もう、観んとしゃーないね。





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