" />

クラウン

ill669.jpg



(原題:Clown 2014年/アメリカ 100分)
監督/ジョン・ワッツ 製作/イーライ・ロス、ブライアン・オリバー、マック・カプチーノ、コディ・ライダー 脚本/クリス・フォード、ジョン・ワッツ撮影/マシュー・サント
出演/アンディ・パワーズ、ローラ・アレン、ピーター・ストーメア、エリザベス・ウィット、イーライ・ロス

概要とあらすじ
映画学校の仲間ジョン・ワッツとクリス・フォードがYouTubeに投稿したフェイクのホラー映画予告から生まれた作品。元になったフェイク予告編のクレジットに「キャビン・フィーバー」「ホステル」の監督イーライ・ロスの名前を記載していたところ、それを見たロス本人が映画化を提案。ロス製作により映画化に至った。息子の誕生日にクラウン(道化師)の衣装を着て祝った父ケント。しかし、衣装が脱げずに、やがてその衣装が肌の一部になり始め、自分が変わり始めていることを感じ取る。ケントは子どもたちをむさぼり喰う悪魔クロインにとり憑かれてしまっていた。(映画.comより



ものすげー物足りなかった…

『COP CAR コップ・カー』からのさかのぼりで
観てみましたジョン・ワッツ監督『クラウン』
イーライ・ロスを勝手にクレジットして
Youtubeに上げた動画
が本人の目に止まり、
本作の制作に到ったというのですから
いろいろやってみるもんですね。

『COP CAR コップ・カー』が
あまりにも素晴らしかったもんですから
そりゃあもう、相当の期待を持って観たのですが
正直に言って、わりとフツー。
はっきりいうと、ガッカリ。
いや、初監督作品で
これだけフツーに撮れるだけ凄いのかもしれませんが
いち観客としてはなにも驚きはありませんでした。

不動産屋のケント(アンディ・パワーズ)
息子の誕生日パーティーのために
業者にクラウンを手配していましたが、
急遽、プロ・クラウンが来られないことに。
たまさか、売りに出している物件の地下室で
クラウンの衣裳を発見したケイトはそれを身につけ、
誕生日パーティーに登場して、ウケたのはいいものの、
クラウンのヅラや衣裳が
脱げなくなってしまい
……というお話し。

なんで服が脱げないの? 一体なにが起こっているの?
という、事態を飲み込めないケイトや家族の戸惑いは
当然描かれてはいるのですが、
ラストに向かってそのままの事態がエスカレートしていくだけなので
物語の変化に乏しいのは否めません。

5人の子どもを生け贄として捧げれば
クラウンの呪いがとける
……ようで
最初にケイトがカールソン(ピーター・ストーメア)のもとを
訪れたときに、それを説明してくれればいいのですが
だいぶ経ってから判明するので
なんで、クラウン化したケイトが
いつもぐるぐると腹が鳴っているのかがわかりづらい。
また、子どもに対して、
この子、喰っちゃうの? 我慢するの? という
ケイトの葛藤もいまいち描ききれているとは
思えませんでした。

クラウン化を通り越して、完全に悪魔化したケイトは
いつの間にやら並外れた筋力を備えていて、
いつしか完全にクラウンではない姿に変貌してしまいました。
よって、期待していたほどクラウン化するケイトのジレンマや
切ない心情を感じることができませんでした。
ケイトの妻が妊娠中なのも
それほど効果を上げているとは思えなかったし、
冒頭のケイトがすでに仕事中だったため、
ケイトの息子に対する愛情の描き方が
前振りとして十分ではないように思います。
息子を溺愛するケイトが
「もう、食べちゃいたいくらい愛してるよ〜♡」
なんていうシーンがあってもよかったんではなかろうか。

正直、『COP CAR コップ・カー』の芳醇さと比べると
クラウンの衣裳を着たら、
呪いがかかってて脱げなくなってさーという設定から
1ミリも発想が飛躍することなく、
のっぺりとした作品になってしまっています。
でもまあ、本作が評価されての
『COP CAR コップ・カー』なんでしょうから
なんかしら光るものがあったんでしょうな。
ものすげー期待していたんですが
ものすげー物足りない作品でした。



↓こちらがフェイク予告編




にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ 
↑お気に召したらクリックしていただけますと、もんどりうって喜びます。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

プロフィール

のほうず

のほうず
映画が好きで観るのはいいが、
かたっぱしから忘れていくので
オツムのリハビリ的ブログ。
******************
当ブログの文章・画像およびイラストの無断転載を禁じます。引用される場合は、出典の表記と当ブログへのリンクを設定してください。

FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

お気に召したら
クリックお願いします。
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

スポンサードリンク

↓過去の記事はこちらから!↓

検索フォーム

QRコード

QR

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

カウンタ