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光陰的故事

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(原題:光陰的故事 In Our Time 1982年/台湾 106分)
監督/タオ・ドゥツェン、エドワード・ヤン、クー・イーチェン、チャン・イー
出演/シルビア・チャン、リー・リーチュン、ラン・ショウエン、ジャン・インチェン

概要とあらすじ
台湾映画界の若手監督4人がメガホンをとり、1960~80年代を背景に子ども時代から青年時代までの4つの物語を手がけた短編オムニバス。第1話「小龍頭」(タオ・ドゥツェン監督)、第2話「指望」(エドワード・ヤン監督)、第3話「跳蛙」(クー・イチェン監督)、第4話「報上名来」(チャン・イー監督)の4話構成。2015年3月、エドワード・ヤン監督の「恐怖分子」デジタルリマスター版のリバイバル公開にあわせ、同作と同時上映。(映画.comより



エドワード・ヤン目当てで結果よし

『恐怖分子』エドワード・ヤン監督
デビュー作が含まれているオムニバス映画
『光陰的故事』
「'80年代台湾ニューウェーブ」の旗手たちが集った作品ですが
ぶっちゃけ僕はエドワード・ヤン監督しか知らず、
完全にエドワード・ヤン目当てで観てみました。

本作がどういう企画だったのかとか、
さっぱりわからないのですが
子どもから大人に到る成長過程を
4つのオムニバスで段階的に表現していて
徐々に登場人物の世代が上がっていきます。

第1話「小恐竜」(監督:タオ・ドゥーツェン)
恐竜が好きな小学生シャオマオの物語。
シャオマオの両親はなぜかシャオマオにきつく当たり、
弟ばかり可愛がっています。
その弟はずるがしこくて、
絵を描きなさいといわれると、
黒のクレヨンで画用紙を塗りつぶすような
心に闇を持った子供
です。
背の高い女の子に淡い片思いをしながらも
親戚のうちの女の子と心通わすシャオマオ。
親の貧しさも相まって、ほんのりビターな小話です。

第2話「指望」(監督:エドワード・ヤン)
ファースト・カットで
あ、これはエドワード・ヤンだとわかります。
中学生の美少女シャオフェンには予備校生の姉がいましたが
奔放というか自堕落というか、
端的に言って色気づいています。
そこに、ハンサムな学生が下宿することになると
初潮を迎えたばかりのシャオフェンは
彼に恋をしてしまいますが
先にお姉ちゃんがツバをつけていて……
自転車の練習をするメガネのチビがいい味出してます。
オムニバス4本のうち、客観的にみても
本作のクオリティは群を抜いています。

第3話「跳蛙」(監督:クー・イーチェン)
いかにもひ弱なシャオパンという大学生が
承認欲求の荒波にあっぷあっぷする物語。
ボクシングをやりたいという彼がそれを実行するには
組長と呼ばれる人物の承認が必要で……
みたいな事実関係はよくわかりませんでしたが
トライアスロン的な競技に急遽出場することになったシャオパンが
かろうじて優勝すると
離れた場所からにっこり微笑んで端を投げる美女。
なんだよ、このやろう。

第4話「報上名来」(監督:チャン・イー)
新居に引っ越した夫婦でしたが、
引越業者の手違いだかなんだか部屋はぐちゃぐちゃ。
初出勤の妻が慌てて出ていったあと、
パンツいっちょの夫が
新聞を取りにマンションの玄関先まで降りていったら
オートロックがかかって部屋に入れない状況に……

という、コミカルな設定。
で、それ以上のことはこれといって感じ取れないので
ほんとに軽い小話のようです。

この流れだと、子どもから大人になるにつけ、
ひとはどんどんバカになっていくような気がしますが
まあ、とにかく、お目当てのエドワード・ヤン監督の才能は
確認できたので、よしとします。





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