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DEAD OR ALIVE 2 逃亡者

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(2000年/日本 97分)
監督/三池崇史 脚本/NAKA雅MURA 製作/黒澤満、土川勉 撮影/田中一成 美術/石毛朗 音楽/石川忠 録音/白取貢 照明/清野俊博 編集/島村泰司
出演/哀川翔、竹内力、遠藤憲一、青田典子、塚本晋也、エディソン・チャン、魔娑斗、THEA、港雄一、森羅万象、山口祥行、田口トモロヲ、伊佐山ひろ子、手塚とおる、大杉漣

概要とあらすじ
暗黒の裏社会を生きる“魂の双子”の生きざまを描いた娯楽活劇の第2弾。スーパー16ミリからのブローアップ。墨田組に雇われたスナイパー、ミズキの目の前で、彼の標的である筈の荒川組組長が別の男に殺害された。だが、彼をもっと驚かせたのは、その男が孤児院で兄弟のように育ったシュウだったことだ…(映画.comより抜粋



わたしの心は夏模様〜♪

朕さまにそそのかれて、
じゃなかった、ご教示たまわって観てみることにした
とんでもないラストで有名な『DEAD OR ALIVE』の続編、
『DEAD OR ALIVE 2 逃亡者 』です。

前作『DEAD OR ALIVE』では、
ストーリーや設定とは脈絡なく、
哀川翔が背中からバズーカを取りだし、
竹内力がなんか、胸のあたりから玉を取りだして、
すごーん! ごわーん! で、お口あんぐり
でしたが、
本作のオープニングは宇宙から始まるので
え? まじかよ? あの話の続きなの?
と一瞬たじろいだものの、基本的には関係ありませんでした。

なにしろ、刑事だった哀川翔扮するミズキ
殺し屋のスナイパーになっていて、
ミズキが狙っていた組長(とその取り巻きの組員)を
シュウに扮する竹内力が皆殺しにしてしまうのです。
哀川翔は呑気に「あれぇ〜?」なんて言ってます。
本作は、日本のヤクザと中国マフィアの抗争で〜みたいなことは
塚本晋也がタバコと手品を交えて説明してくれます。

ミズキは自らの手で組長を殺したわけではないんだけど、
シュウがミズキの名前を名乗っていたため、
ヤクザから狙われますが、
やっぱりなぜか背中から取りだしたブロックで返り討ちにし、
フェリーに乗って隠岐の島へと向かうのです。
当然の如く、シュウもそのフェリーに乗っています。

じつはミズキとシュウは孤児院の幼なじみ
それぞれわけあって島を離れましたが、
やはり心の拠り所は孤児院のようで。
このあいだも、ふざけた演出は山ほどあるのですが
いちいち取り上げているときりがないので割愛するとして、
ミズキとシュウ、そしてコーヘー(遠藤憲一)の3人は
久々の再会に同心が蘇り、
キャッキャキャッキャとはしゃぎ回ります。
もうすっかり、わたしの心は夏模様〜♪なのです。
そのあいだも、ヤクザと中国マフィアによる抗争は続けられていますが
童心に帰りまくった3人はいかにも楽しそう。

「少年時代」を堪能したミズキとシュウは
大阪で殺し屋稼業を続けることになるのですが、
ミズキは殺しで稼いだ金を世界中の貧しい子どもたちに
ワクチン接種させるために寄付していた
のでした。
なんでしょう? この短絡的な善行は。
それを揶揄するかのように、
アフリカの資料写真がインサートされます。

次々にターゲットを仕留めて寄付を繰り返すふたりは
馬波二郎という、文字通り過剰な巨根の持ち主を暗殺したことで
(なぜか自分の乳首をつまんだまま死んでいる)
狙われるようになります。
ふたりは殺されたかにみえましたが、
(いや、じつは殺されていたのかもしれないけれど)
へっちゃらな顔して、血だらけのまま
ふたたび隠岐へと向かいます。
キツネうどんの伏線が回収されますが
キツネうどん自体に意味があるとは思えません。

ときおり「Where are You?」という文字が繰り返し映され、
最後には「Where are You Going?」と変化します。
「どこへいるの?」と互いに探し求めていた相手と再会し、
「どこへ行くの?」と締めくくられるふたりの「少年」が
向かう先は天国でしょう。

なんていう、しんみり&グッド・フィーリングな解釈で
この作品を語ることこそ愚の骨頂で、
三池監督がしめしめと舌を出しているのかもしれません。

甲高い声の男と
なにを言っているのかよく聞き取れない男の物語は
まだ続きます。





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