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ファイナル・デスティネーション

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(原題:Final Destination 2000年/アメリカ 98分)
監督/ジェームズ・ウォン 製作/グレン・モーガン、クレイグ・ペリー、ウォーレン・ザイド 原案/ジェフリー・レディック 脚本/グレン・モーガン、ジェームズ・ウォン、ジェフリー・レディック 撮影/ロバート・マクラクラン 音楽/シャーリー・ウォーカー
出演/デボン・サワ、ショーン・ウィリアム・スコット、アリ・ラーター、カー・スミス、クリステン・クローク、ダニエル・ローバック

概要とあらすじ
高校生アレックスは修学旅行に旅立つ離陸前の飛行機の中で居眠りし、飛行機が離陸直後に大爆発するという悪夢を見る。飛び起きて「この飛行機は爆発する!」と叫ぶアレックスに周囲は騒然。この騒ぎに巻き込まれた数人の同級生と先生、アレックスの7人は飛行機から降りるが、彼の言葉通り飛行機は大爆発。それから数日後、生き残りの1人である親友トッドにまたも奇妙な予兆を感じたアレックスはトッドの家に急ぐが、彼はすでに帰らぬ人となっていた。(映画.comより



次はお前の番!(かもしれないよ)

あんまり長くシリーズ化すると
めんどくせーなーと思って観なかったりしませんか?
しませんか、そうですか。
僕はそんなふうにめんどくさがっていたのですが
まあ、観てみましたよ『ファイナル・デスティネーション』

たぶん、本作は死に様カタログなんでしょう。
「人は必ず死ぬものだが、今日死ぬとは思っていない」
というようなセリフがありましたが、
それはまさにその通りで
歳を重ねてだんだんと臆病になってきた僕は
いまここで死ぬんじゃないかとか、
ついに自分の順番が回ってきたのかなんて
いつも考えています。
もちろん、いまでも死んでいないからこそ、
こんなくだらないブログを更新したりしているのですが
それでもやっぱり、いつ死ぬかわからないぞということは
頭にあります。
実際、不慮の事故で亡くなる方は大勢いるんですから。
おそらくそんな、誰もが思い描くであろう
死に対する漠然とした不安を描いて見せたのが
本作なんだろうと思います。

修学旅行でフランスに旅立とうとしている
アレックス(デヴォン・サワ)
なんか、最初から飛行機におびえていますが
そのあたりの理由はよくわかりません。
彼の誕生日が9月25日で、飛行機の座席番号が25だったりする
数字的な因縁がいくつも重ねられますが
ただなんとなく不吉な感じがするだけ
とくに何らかの根拠を示すものではありません。

とにかく、座席に座ってうたた寝したアレックスは
離陸直後に飛行機が爆破する夢を見て
飛行機を降りるー! と、慌て始めます。
ここで面白いというか、意味不明なのが
田舎ヤンキー的にイケイケのカーター(カー・スミス)
なぜか猛烈に憤り、アレックスに殴りかかるのです。
彼がアレックスに殴りかかる理由がさっぱりわかりません。
どうやら、ふたりは元々仲が悪いようですが
このカーターの根拠のない正義感というか、
鬱屈したマチズモみたいなのが、ひたすら滑稽でしかないのです。
その後登場したカーターは
だっさい曲を大音量で流しながらクルマに乗っているという、
もう絵に描いたようなバカなのです。
日本にもいますよね、こういうバカ。

アレックスがみた夢のとおりに離陸直後に爆発する飛行機。
アレックスが騒いだせいで
飛行機から降ろされた7人は
かろうじて難を逃れたのですが
なぜかアレックスは忌まわしい存在として疎まれることに。
このあたりの、人々の関係性が意味不明で
とくに、たまさか生き残った女性教師が
アレックスを忌み嫌っている理由はさっぱりわかりません。
むしろ感謝するべきだと思うのに。
FBIの捜査も事情聴取もいいかげんです。

ま、そんなことはどうでもいいのかもしれません。
なぜ、アレックスだけが死の徴を受け取ることが出来るのか、
まったく根拠は示されませんが
それもたいしたことではないんでしょう。
とにかく、生き残った7人が
神様(?)が計画した運命通りに死ななければならないのです。
なんせ運命ですから。

最初はトッド(チャド・E・ドネッラ)
シェイビング・クリームもつけずに
いきなりヒゲを剃り始めて喉を切ってしまうのは
なにやってんだと思いますが
トッドはなんかヒモ的なものが首に巻き付いて死んでしまいます。

その次は、カーターの彼女テリー(アマンダ・デトマー)
バスにはねられて死亡。
これにはびっくりさせられるけれども、
そのあと、それを目の前でみていた面々が
わりと落ち着いていたのはなんなのよ。

次は女性教師
このへんになると、死に方が
なんていうか、ボールを転がしてギッタンバッコンして……
というドミノ崩しの仕掛けみたいな、
風が吹けば桶屋が儲かる的な理屈になっています。
気になるのは、このシーンもトッドが死んだときも
液体がらみだったこと。
もうちょっとアイデアが欲しいところ。
ちなみに、ジョン・デンバーの曲が繰り返し流れるのは
彼が飛行機事故で死亡しているから
だとか。

首チョンパがあったりしながら、
時は過ぎて半年後。
フランス旅行をする生き残った3人。
アレックスとアレックスの彼女になったらしきクレア(アリ・ラーター)
そして、バカヤンキーのカーター。
まだ、上映時間は残っています。
誰が死ぬでしょう? 決まってますよね。

というわけで、
脚本としては破綻している部分が少なくないけれど
とにかく人の死に様を愛でる作品です。





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