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呪われたジェシカ

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(原題:Let's Scare Jessica To Death 1971年/アメリカ 89分)
監督/ジョン・ハンコック 脚本/ラルフ・ローズ、ノーマン・ジョナス 製作/チャールズ・B・モス・Jr. 撮影/ボブ・ボールドウィン 音楽/オービル・ストーバー
出演/ゾーラ・ランパート、バートン・ヘイマン、ケビン・J・オコナー、グレッチェン・コーベット、アラン・マンソン

概要とあらすじ
神経障害で入院していた人妻の周囲で吸血鬼の仕業と思われる殺人事件をはじめ、不思議な事件が起こる……。強度の神経障害で入院していたジェシカ(ゾーラ・ランパート)は、退院してすぐ夫のダンカン(バートン・ヘイマン)と友だちのウッディ(ケヴィン・J・オコナー)と一緒にコネチカットの農場に向かった。その日の夕方、農場には見知らぬエミリーという娘がいた…(映画.comより抜粋



こんなもん、発掘しなくていいよ!!

「TSUTAYAの発掘良品」にあった
『呪われたジェシカ』
なんかよくわからないままに借りて観たんですけど……
結論から言うと
こんなもん、発掘しなくていいよ!! 永遠に埋めとけ!!
てことになります。

なにやら本作は
現実の物語なのか、それとも
ヒロインであるジェシカ(ゾーラ・ランパート)の妄想なのか……
という、現実と超現実が渾然一体となっているのが
評価ポイントなんだそうですが、
僕には、これはもしかしたらジェシカの妄想なのでは?と
疑うようなシーンは1秒もなかった
し、
表現が曖昧なのは、ただいいかげんなだけとしか思えません。
原題の「Let's Scare Jessica To Death」
「ジェシカを死ぬほど怖がらせよう」てな意味です。
……一体何のために??

どうやらジェシカは、精神を患って半年間も入院していたそうですが
彼女がどのような精神の患い方をして、
どういう症状だったのかはまったく明かされません。
単に大雑把な意味でのキチガイとして扱われているのですが
これでは、ジェシカの体験および証言が
彼女の病によるものかもしれないと疑いようがありません。

安いからという理由で霊柩車に乗っていたり、
ジェシカがあたかも道ばたの花でも摘むように、
嬉々として墓石の彫刻をトレースしたり、
まったく根拠のない、なんとな〜く不吉なモチーフだけが
羅列されます。

なんかぁ〜ジェシカたちが越してきた家はぁ〜
かつて住んでいたビショップ家の娘が裏の池で溺死したとかいうから
「ハウスもの」かと思えばそうでもない。
ていうか、ニューヨークから引っ越してきたのは
ジェシカの療養が目的かもしれないけど
家具を売らないと食費もないって、すかんぴんすぎるだろ!

その家具を売りに行った先の古道具屋が殺されているのを
謎の少女に導かれたジェシカが気づくのですが、
その後、その謎の少女はジェシカ以外の人間とも普通に会話して
実在している
のです。
なにそれ?
あくまで、そういうものが見えるのはジェシカだけじゃないと
観てるこっちはジェシカの妄想だと疑えないじゃん。

もうほんとに、ヘドが出るほど
退屈かつ退屈および退屈ならびに退屈な時間が延々と続きます。
それを知ってか知らずか、
シンセのBGMだけが過剰にシーンを盛り上げようとします。
家の中にいるシーンでも、まるでキャンプでもしているかのように
虫の声がわんわん鳴っています。

終盤になって、ようやく物語が動きます。
ま、町の人間たちはみんなグル、というか霊というか、
とにかくジェシカが孤立無援なのです。
「あの少女は、わたしを助けようとしていたのね?」
なんて、ナレーションが入りますが
なぜ「あの少女」がジェシカを助けたかったのかは
さっぱりわかりません。
ジェシカたちが引っ越してきた家にもぐりこんでいたビッチは
どうやら吸血鬼だそうで、首に噛み付いたりしているのですが
お仲間と思しき、町の住人たちの首にあるのは噛まれた痕ではなく、
明らかに切り傷なのです。
場合によっては、傷があるのは腕だったりします。
吸血鬼に噛まれた人間は
吸血鬼になるものもいれば、そのまま死んでしまうものもいて
とにかくデタラメです。


どうやら本作は回想のテイらしく、
オープニングとエンディングで
「これは夢? それとも悪夢?
 狂気か正気か、もう私にはわからない」

というモノローグが繰り返されます。

……こっちのセリフだよ!!





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