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発情アニマル

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(原題: I Spit on Your Grave 1978年/アメリカ 101分)
監督・脚本/メイル・ザルチ 製作/ジョセフ・ズビーダ 撮影/ユーリー・ハビブ編集/メイル・ザルチ 特殊効果/ビル・タスガル、ベリオ・ピカード
出演/カミール・キートン、アーロン・タボール、リチャード・ペイス、アンソニー・ニコルズ、ガンター・クリーマン

概要とあらすじ
実在の事件をもとに、男の欲望のはけ口として陵辱を受けた女性が、加害者の男たちを血祭りに上げていく様を描いた壮絶な復讐劇。湖畔の別荘でバカンスを過ごしていた若い女性小説家のジェニファーは、4人組の不良少年に襲われ際限ない暴行を受ける。ボロボロになり恐怖と屈辱に打ち震えるジェニファーは、男たちを1人残らず殺害することを心に誓い、行動に出る。日本では1979年に「発情アニマル」のタイトルでポルノ映画としてひっそりと劇場公開された後、ビデオ発売時は「悪魔のえじき」、TV放送時は「女の日」と邦題を変化させたカルト的作品。リメイク版「アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ」(10)が11年に劇場公開されて話題を呼び、オリジナル版の本作が「発情アニマル アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ1978」のタイトルで33年ぶりに劇場公開されることになった。(映画.comより



エッチは楽しくやろうよ!

『発情アニマル アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ1978』
というタイトルでリバイバル上映された本作のリメイク、
『アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ(2010)』
随分前に観たとき、
ヒロインが復讐するときの殺し方が
『セブン』とか『ソウ』あたりの手の込んだ猟奇的な方法
単にまわりくどくて、クソつまんなかったのですが、
もしかしたら、
そのような猟奇的な殺害方法という流行を取り入れたせいで、
オリジナルが本来持っていた魅力を損ねてしまったのではにゃいか……
と思い立ち、オリジナルの『発情アニマル』を
観てみることにしたのです。

男なら、誰しも本能的にレイプ願望があるんじゃないかと
思われる方がいるかもしれませんが
そんなことはありません。
僕はもう、レイプが大っ嫌いです。
倫理的にダメとかいう以前に、生理的にダメなのです。
AVだって、レイプものは観ないし、
観ても欲情するどころか嫌な気分になるだけです。
そのかわりというわけではありませんが、
いつも痴女ものばかり観ています。
(そんなことは言わなくてもいいか)
あ、レイプごっこなら大歓迎です。

とにかく、バカまるだしの男たちによって
ヒロインがレイプされるさまを執拗に描く前半は
もう、みるに堪えません。
もちろんそれが本作の狙いではあるのですが
かなりの忍耐力を必要とします。
もっともおぞましいのは、主犯格の男たちではなく、
仲間はずれになりたくないだけのいじめられっ子。
こういうことは現実にも起こっているのですから
やりきれない気持ちになりますが
主体性のない人間が最も罪深いのです。

なんとか一連のレイプシーンをやり過ごすと
いわずもがな、後半はヒロインの復讐が始まります。
リメイク版では、ここからの復讐の方法が
手が込んでいる分、回りくどく、
それが白けてしまう原因でしたが
オリジナルの本作は……
あれっ! やっぱり回りくどいじゃないの!
いじめられっ子には、一回ヤラせてからロープで首を吊るし、
主犯の男はピストルで脅してすぐに殺せばいいものを
一回家に帰って一緒に風呂に入るのです。
なにやってんの!!
なんのために一回ヤラせたり、裸みせたりしてんの?

できるだけ長く苦しませてから殺そうというわけでもない、
むしろ相手にサービスをするかのような引き伸ばしをみると、
リメイク版は、そのへんの不具合を解消して
ちゃんと楽しめるようにグレードアップしてんじゃないの? 
と思い始めました。
うーむ。もしかしたらリメイク版は
それなりによくできた作品だったのかも……

すでにリメイク版の続編も作られていますが
レイプされる→復讐する、という
わかりきった構造
に面白味はありません。
たとえ、ヒロインが復讐を果たす過程にカタルシスがあったとしても
そのために陰惨なレイプシーンを
映画の前半を費やして表現するのを楽しむ気にはなれませんわ。
復讐するために用意された悲劇をみても
なんでわざわざ? と思うばかりです。
やっぱり、レイプ表現って
一定の需要があるんでしょうかねぇ。やだなあ……

エッチは楽しくやろうよ!
(じゃ、こんな映画観るなっつー話か)





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