" />

ザ・クラッカー 真夜中のアウトロー

thief.jpg



(原題:Thief 1981年/アメリカ 123分)
監督・製作・脚本/マイケル・マン
出演/ジェームズ・カーン、チューズデイ・ウェルド、ジェームズ・ベルーシ、トム・シニュレッリ、デニス・ファリナ

あらすじ
シカゴで中古自動車の販売を営むフランク(ジェームズ・カーン)は裏の世界ではプロの金庫破りとして活躍しており刑務所に収監されている大泥棒のオークラ(ウィリー・ネルソン)を実の父の様に慕い教えを守り同じ仲間とともに仕事をこなしていた。しかしフランクはそんな生活に嫌気がさしてウェイトレスのジェシー(チューズディ・ウェルド)と新しい人生を始めようとしていたが犯罪組織のボスであるレオ(ロバート・プロスキー)がフランクの腕を買って仕事を依頼してくる。(wikipediaより)



やっぱ、全員悪人。

「ヒート」「パブリック・エネミーズ」などの
マイケル・マン監督の劇場映画デビュー作。

オープニングはジェームス・カーン扮するフランクが
金庫破りをする作業をじっくりと映しますが
これがかっこいい!
しかも金庫の開け方が、聴診器をあてて「カリカリ…」なんてことじゃなく
扉をドリルでゴリゴリ開けていくという荒技!
実はこのシーン、ジェームズ・カーンが
本物の金庫破りに弟子入りして修業したというんだから
恐れ入ります。
このシーンで、こいつらはプロだと観客は理解します。

眼鏡や作業着をそのへんに投げ捨てたりするのは
大丈夫なの? と思いますが、それはさておき
夜の街の明かりが雨に濡れた道路に反射して
ギラギラしている画はとてもかっこいいのです。

そして、夜が明けて次の日になるのですが
ここで、ちょっと混乱します。
なぜなら、フランクは中古車販売の会社を経営しているのです。
従業員もいっぱいいて、そこそこ慕われているようでもあります。
近くのバーもフランクの店です。
要するに、昼と夜の二つの顔があるのですが
別に危険を冒して夜の仕事をしなくても
十分な生活ができてるじゃないか、と。
なんで、わざわざ? スリルを味わうため?

フランクは21〜31歳まで刑務所に服役していて
現在35歳だと語っています。
刑務所から出所してたった4年でここまで成功したのには
ワケがあって、地元のヤクザたちの援助のおかげで
社会復帰したのです。その最たる恩人がオークラ(ウィリー・ネルソン)です。
その恩返しとして金庫破りを続けているのです。
だから、本当はもう足を洗いたくて仕方がないのです。

フランクが望んでいるのは幸せな家庭です。
ほんとは、わりと素朴ないい奴です(笑)
いつも財布に入れてある自作のコラージュを眺めながら
早くそんな平凡な幸せを味わいたいと思っているのに
なかなか現状から抜け出せない……
そして最後のでかい山、これを片付けたら足を洗うぞ!となるわけですが
まあ、こんなときに「お疲れさま!」って終わるわけがありません(笑)。

最後のでかい山を片付けたのはいいものの金はもらえず、
相棒(ジェームズ・ベルーシ←ジョン・ベルーシの弟!)は殺され、
「俺のいうとおりにしなかったら、お前のかみさんを黒人に輪姦させるぞ」と
やっとつかみかけた幸せが弱みとなって脅されるのです。

そして、復習の鬼と化したフランクは……

この作品は、銃に関するシーン、
とくに「ウィーバースタンス」という銃の構え方が
初めて登場した映画だそうです。
その後の映画でこの構え方が流行したそうですが
こんなもんにも流行廃りがあるんですね。
銃やミリタリー系のことはまったくわからないのですが
たしかに映画の中の警官やSWATっぽい構え方ですよね。
じゃあ、なんでフランクがこの構えを?
という疑問は残したまま、
エンドローール! ザッツオーール!





にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ 
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

プロフィール

のほうず

のほうず
映画が好きで観るのはいいが、
かたっぱしから忘れていくので
オツムのリハビリ的ブログ。
******************
当ブログの文章・画像およびイラストの無断転載を禁じます。引用される場合は、出典の表記と当ブログへのリンクを設定してください。

FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

お気に召したら
クリックお願いします。
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

スポンサードリンク

↓過去の記事はこちらから!↓

検索フォーム

QRコード

QR

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

カウンタ